事業者様向け油圧プレス機の紹介

油圧プレス機導入にあたっての注意事項

油圧プレス機の概要と導入の注意

多品種の生産性を誇るプレス機鍛造工程

油圧プレス機と言われてピンとこない方もいると思われる。世の中の製品を見渡すと綺麗に曲げられた金属板が使われているのを目にすることはないだろうか。例えば自動車のボディーは流線形を保つために金属板を曲げて使用されているし、倉庫の外壁などでは波打った金属板がデザインとして使用されている。これら様々な形状の金属板を作り出すのに使用されている機械が油圧プレス機である。まっすぐな一枚板の金属板を、プレス機で金型に押し付けることで成形されている。(この工程を鍛造という)プレス機には様々な種類があるが、油圧プレス機は上下するプレス機械を高圧の機械油をプレス機内に送り込むことで動作させ、鍛造成形を行う機構を持っている。

設備購入前に考えておきたいこと

油圧プレス機を工場に導入するには専門のメーカーから購入する必要がある。この際に気を付けるべきは購入する油圧プレス機の大きさと重さである。これらが工場や作業場の据え付け許容量以内に収まっているかを考えなくてはならない。製品製造に必要な仕様を満たしていることは当然必要であるが、油圧プレス機は基本的に高い出力を持つほどに重たく、大きくなるので必要な出力とサイズの兼ね合いを考えなくてはならないだろう。また、工場内に据え付ける際は制作のラインを考慮して最適な場所に設置することで工場内の無駄な移動を抑えて生産性と安全性を向上することができると思われる。新規に据え付ける際は製品の流れを考えて設置することをお勧めする。

何よりも大事な安全を確保するために

油圧プレス機は工業用設備であり、かつその力は金属板を容易く曲げてしまうほどである。よって導入した事業者は国の基準に従って安全確保に努めなくてはならない。まず購入時、事業者には機械等の設置・移転・変更届を労働基準監督署に届け、安全チェックを受けなくてはならない。次に、設備は1年に1度の頻度で資格所有者から法定検査を受けなくてはならない。これは受けるだけではなく、その際に通達されたメンテナンス項目や安全遵守事項を取り入れて、その後の運用に関して安全を確保しなくてはならない。また検査結果の書類は確実に保管しておく必要もある。また、作業にあたって油圧プレス機を監督する作業責任者を選定しなくてはならない。選定された作業員は保守点検や作業員指導を行う必要がある。油圧プレス機自体にも安全装置として人感センサーや両手押しスイッチ等が組み込まれているが、それらも使い方や耐用年数次第で効果を発揮しないことがある。油圧プレス機を導入、使用する際は安全確保をくれぐれも怠らないよう注意するべきである。

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